千葉で体験！食のバリアフリーを実施する賃貸アパート

国内では2022年の現時点で、約6000万人以上が後期高齢者となりました。世界屈指の長寿国であると同時に介護大国でもあるのが伺えます。政府では2000年から国をあげてシニア世代をサポートするようになっており、毎月年金以外に福祉手当まで支給をされているほどです。65歳以上であれば誰もが国から約25万円もの年金を受け取っており、比較的裕福な暮らしを手に入れています。

そのおかげで、シニア向け賃貸アパートという高齢者向けの住まいに入居をすることも可能です。千葉県が真っ先にスタートした事業で、県内には計1500件以上もの数で点在をしています。そして県が目的にしているのが、食のバリアフリーというサポートです。年齢を重ねると、若いころは平気で食べていた肉やハンバーガーといったものを食えなくなる方も多く、なかには週に一回しか食事をしないという方もいます。

まさにバリアフリーが必要な分野で、いち早く千葉県では問題を解消しようと乗り出したわけです。簡単にバリアフリーを実現する千葉の試みをご紹介すると、賃貸アパートに最低でも一名の管理栄養士を在籍させています。賃貸は大手企業が福祉事業で実施をしており、年間で約1000万円以上もの支援を千葉から受け取っているのがポイントです。バリアフリーでは個人ひとりひとりに対応したメニューを考案しており、それを外部の宅配弁当会社に委託をして作っているので食べさせやすいです。